立山縦走 ~室堂散策~

うっかり八兵衛

2010年08月09日 05:09

2010年8月5日~7日 初めてのアルプスに行って参りました。

八兵衛のデビュー戦は立山としました。



立山・・・立山という頂上があるわけではなく、複数の山々の総称らしいです。現在では、最高峰の大汝山(3,015m)、
主峰の雄山(3,003 m)、富士ノ折立(2,999 m)の3つの峰を合わせて立山と称するんですって。(Wikipediaから)


この1年間、いろいろと周りにも感化されながら、計画を立ててきました。
上高地から穂高連峰も候補にあったんですが、ズブの素人の八兵衛にはまだ敷居が高く、この方のアドバイスも
あって、立山としました。


この方
とは・・・・、そう八兵衛のオヤジさんです。ボウズからみるとおじいちゃん。Blog初登場です。
八兵衛のデビュー戦は三世代まとめての入山となります・・・・




今回は山小屋泊にし、歩くほうを中心にプランニング
夏山のシーンズは、大変な混雑が予想されるので山小屋を予約して、用意周到で臨みました。

持ち物も1か月前からあれやこれやとリストアップし、この計画している時間が楽しいんですよねえ。
全くの初めてだったので、皆さんのBlogを参考にさせてもらい、雑誌なども見ながら進めていきました。

今回は膝の爆弾の回避策で、噂のインソールSUPER feetを購入。ダメもとで・・・。



いろいろと意見はあると思いますが、今回の経験から八兵衛的に持っていくものに一言申す、と・・・

(服装・装備)
速乾長袖シャツ・・・暑くても日焼け予防のためには長袖がベター
薄手のフリースかウィンドブレーカー・・・山の朝晩は結構冷え込みます
タオル・・・首に巻けるマフラータオルがよいです
帽子・・・首まで覆えるほうがいいですね
手袋・・・軍手で十分 岩場用
スパッツ・・・朝露で裾が濡れます(弥陀ヶ原散策用)
サングラス・・・山の紫外線は半端じゃない
登山靴・・・予想以上にガレ場が多い。コース内に雪渓もあります。子供にも用意したほうがいいです
(その他)
日焼け止め・・・絶対必要。八兵衛は今えらい事になっています(笑)
予備水筒・・・水は多めに持っていきましょう
ウェットティッシュ・・・すぐ出せるようにポケットに収納したほうがいいです
洗濯バサミ・・・靴の目印用に
(必要のないもの)
チョコレート・・・気温以上に日差しが強くて溶けちゃいます
ぞうり・・・山荘にあります(テント泊には必要)

できるだけ物を少なく、軽くすることが基本ですが、初心者には思い切りが必要ですね。
雨ことも考え防水バックにつめましたが、これは必要だったと思います。


さて、うんちくはこれくらいにして・・・

22:15 自宅出発

目的地立山駅へは400km強の道のりです。想定時間を5時間に設定しました。
もちろん、運転手は八兵衛のみ。70歳を間近のオヤジさんにはつらいものがあると思い、免除。
いつもと同じくロンリードライブで夜中の北陸道をひた走ります。

途中、SAで仮眠をとりながら、なんとか・・・無事。

線路横の無料駐車場に駐車して仮眠をとりました。
03:40 立山駅駐車場到着


夜が明け、駅の周りを散策・・・。
駅前の熊王の水で顔を洗ってさっぱりとしたところで準備にかかります。


   
チケット売場には長蛇の列もなく、すんなり購入ができましたよ。
駐車場といい、チケット売場といい今のところは取り越し苦労で終わっております。

チケットは立山⇔室堂の往復で、大人4,190円子供は大人2人でな、なんと無料
売場のお母さんに聞くと子育て支援の一環、ということでファミリーきっぷを販売しております。
家族連れは使うしかありません・・・。




朝ご飯はミニッツメイドで急速チャージ。

これが、あとで功を奏することになります。

それは、また後で・・・










06:50 立山駅出発



後方に大きな貨車をつけた初めて見るケーブルカーですね。美女平まで7分で結びます。

美女平に向かって右側座席のほうが眺めはいいですよ


07:00 美女平出発

ここからはバスに乗りかえて室堂に向かいます。
車内のビデオとテープでいろいろと説明があって皆さんテンションも上がって見いってきます・・・。
途中、称名滝では停まって写真タイムも設定してくれます。サービス満点ですね。
バスは、左側の席の方が称名滝を見やすいですよ。



しか~し、バスは蛇行を繰り返しながら黙々と前進・・・。
当然、乗り物酔いとの戦いが始まり、うちのボウズもあくびばかり・・・。
ゲロ袋も用意しながら周りを見ると大人たちも目がうつろ状態・・・・。かなりやばいです。

ここで、一言申すと・・・。

・乗り物に乗る前には極力食べないこと。
・酔いやすい人は酔い止めを飲んでおくこと。

でしょうか。
ボウズもオエ~、オエ~、いいながら何とか最後まで我慢できてよかったあ~。

07:50 室堂バスターミナル到着



うつろな表情のボウズがしばらく座り込んで、復帰に時間がかかりそうです(笑)。

外の空気を吸いにターミナルの外へ・・・。

建物のすぐ裏に玉殿の湧水があって、みなさんはここで水を補給して三々五々と散っていきます。

八兵衛たちも早速水補給してきました。






ボウズも水を飲んですっきり回復。
冷たくって、おいしいですよ~。プラティパスにも満タン補給。ザック2kg増です(涙)。

気分も良くなったことだし、腹ごしらえをして、定番の記念撮影ですね。







準備も整いましたあ~。

08:35 室堂散策に出発







ミクリガ池は室堂のシンボル的な存在です。
火山でできた標高2,405mの池で8月というのに残雪が残っていました。
他に、リンドウ池血の池ミドリガ池と火口湖が点在しています。



池に接して、日本最高所の温泉宿のみくりが池温泉があります。オヤジさんはここに泊まりたかったようですが、
今回はパス・・・。
閻魔様の黒たまごは食べたかったんですが、コレステロール値を考えてさっき食べた立山そばが邪魔してこれもパス。
1つ食べて1つの罪が消える・・・。一体八兵衛は何個食べたらいいのやら(笑)。







ここ室堂は高山植物や雷鳥を保護する意味で遊歩道以外の立ち入りは禁止です。
遊歩道もしっかり整備されていて歩きやすく、軽装備の観光客でも全然OKでした。

八兵衛もボウズの自由研究のネタ探しで高山植物や雷鳥を探し回ってワンショットだけゲットできました(フウ~)




睡眠不足もあって、高山病にかかりやすいと思い、室堂を時間をかけてゆっくり散策していました。
天気も良くって最高な気分に・・・。でもこの燦々と降り注ぐ紫外線のおかげでえらい事になっておりました。
詳しくはまたの機会に・・・。


遠く剱岳も窺え、テンションは徐々にヒートアップ。



09:40 立山室堂到着

今回の縦走の出発地点である、日本最古の山小屋立山室堂で小休止。
エネルギーをチャージし、再度準備万端整えます。

 




さて、立山縦走の初日。室堂山浄土山に挑戦です・・・。



さあ、うっかり八兵衛の珍道中になるんでしょうか・・・
不安ばかりが先行します・・・


つづく・・・。



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