うっかり八兵衛の独り言

2012年夏・・・。

八兵衛の入社実働20周年の休暇を使って、ボウズと山に行ってきた。




7月30日～8月2日の3泊4日で北アルプスに挑戦。

今回選んだのは双六岳→三俣蓮華岳→鷲羽岳のピストンルート。

スタートとゴールは新穂高温泉。


あえて人が少ないだろう平日のプランにした。

30日の未明に到着し、仮眠。
で、6:30に出発・・・


登山届を出して始まる。




最初は整備された林道。
単調で疲れるだけ・・・




この林道、途中に岩の間からヒンヤリとした風が・・・

これがまた冷たくて気持ちがいい。




これがまたず～っと続くんだなあ。





チンタラ歩いていると、どんどんと登山客が登っていく。
八兵衛家はマイペースで。

おそらく多くは笠ヶ岳に行くようだ。





熱射病と高山病対策のために水分補修はこまめに・・・






スタートして1時間半。

最初の小屋、わさび平小屋で小休止。




ここはぐっとこらえて・・・。




しかし、なんでもある。
車で荷揚げできるので値段も街中とあまり変わらないし・・・




ただ、スイカが「時価」というのが気になる。




まだまだ、スタートしたばかりなので贅沢は禁物。

少しでもザックを軽くせねばならないので、持ってきたものでチャージ。

    


ここでしか手に入らない、小屋の目の前の「わさびの名水」でおいしい水をゲット。

1kgの重量増加・・・



小川の水を飲むなんて、都会では考えられないことだ。





わさび平小屋から山らしくなってくる。

沢があったり、高山植物もちらほら・・・





小池新道入口で林道もおしまい。

ここから先は歩いて行くしかないルートになる。







比較的歩きやすい岩場だが、結構きつい

ルートをはずさないように、慎重に・・・。





下山中のたくさんの山ガールとすれ違い、これからの出会いの可能性を期待しながら・・・

これまでの経験から、ボウズをダシに使うと比較的溶け込め易いことは分かっているのだ・・・ウフ





でも、まだまだ続く・・・





小屋から休憩を入れて1時間半。

秩父沢に到着。





なんかアルプスらしい光景だ。





雪渓の溶けた水でさっぱりして・・・




ここで、昼ごはん。

まだ、10:00だが山時間ではちょうど昼どきなんだなあ・・・・。






チャージも完了し、再出発。

しばらくすると・・・チボ岩？？？？




あとで山ガール？に聞くと、「チボ」って方言でスリっていう意味らしい。


ここでお金（財布）を落とすと見える所にそのお金があるのだが、岩の間に手を伸ばしても届かなくって取れない事から
スリに例えられるらしい・・・フムフム

勉強になった。





いや～。

大分登って来た






木道が見えてくると・・・




あと500mのメッセージが。

標高だろうか・・・それなら体力ヤバイ

距離だろうか・・・道のりだろうか・・・って考えてると、

 


これは、分かりやすい。

ラストスパートでテンションMAX　




走ってだろうか？
って考え、計ってやった。


4分56秒で・・・・




ボウズが迎えに来てくれていた。




すぐそこに鏡平山荘があった～




13:24　鏡平山荘到着


駐車場からここまで休憩を入れて約7時間。

登りばっかりで修行しているようだった。



鏡池もこんなだし・・・

初日はいい事なし







 

でも、小屋は快適。

一人1枚の布団はキープできたし・・・






かき氷（500円）と生ビール（800円）でホッコリできたし・・・




マンガもあるし・・・




いろんな意味でこの小屋は人気が高いらしい。

わざわざここに泊まるために行程を調整した山ガールにも出会った




晩飯は自炊。




前菜：ロースハムステーキ

メイン：コーンビーフとキャベツのデミチーズ焼き

フランスパン、白桃の缶詰














これ結構我が家の定番になるかも

シンプルだけどうまい。

味付けはブラックペッパーだけ。













ガーリックバターとコーンビーフを炒めて、

キャベツ投入。

しんなりしたら、デミグラスソース投入。

とろけるチーズを入れてふたをして数分。


出来上がり。








ガーリックトーストによくあう。


初日の山食でした。


これでザックが軽くなる










天気もよくないし、明日に期待して19:30には就寝・・・




ちょっとレポが長過ぎた。


2日目は動画だな。


つづく・・・。